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2010年11月14日日曜日

山中俊治さんのデザイン論

  • Sat, Nov 13
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  • 山中俊治さんのTweets、興味深かったのでRTしてまとめました。いろいろなデザインがありデザイン論がありますが、山中さんの立場がよく分かって良いなと思います。
  • 山中さんのblogのURLはこれ。http://lleedd.com/blog/

  • 08:52  RT @Yam_eye: デザインでも良く聞かれる。感心するような良品か、詐欺的な粗悪品でなければ、私にはどうでもいい事。記者さんにはそれが理解できないようで、これが売れている事をどう思うかと聞いてくる。 「別に」としか答えられない。 RT @hiranok: タレントが ...
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  • 08:52  RT @Yam_eye: 取材に来た編集者の人に、9hのすばらしさを話していたら、「その人にサウナもデザインして欲しいな」と言われた。確かにサウナもカプセルホテルと似た香りの「デザイン取り残され空間」かも(女性用高級スパは別として)。どうでしょう次に、 @Fnote さん。
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  • 08:52  RT @Yam_eye: 闇の中に何かがうごめいて見えるのは、単なる網膜のノイズかもしれない。しかし、私たちの創造のきっかけは脳内回路のノイズであり、生物の進化も始まりは遺伝子のノイズなのだ。そう思って暗闇をじっと見ていると……残念ながら、もっと怖くなった。
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  • 08:53  RT @Yam_eye: 「デザインの余地がない」その言葉を何度聞いただろう。もちろん、ここで言う「デザイン」はかっこ良くする事の意味だ。しかし、本当にかっこ良くする余地がなかった事など一度もない。むしろ、技術者が強くそう主張したものほど、かっこ良くする余地は広大だった。
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  • 08:53  RT @Yam_eye: 現状ではいわゆる工学的最適化手法の中に、美的性能項(かっこよさ)を導入する方法がない。もし、美的要素を検討し、かつ明快な理由を持ってそれを排除または最小限とした設計がなされたならば、おそらくそれをかっこ良くするのは容易ではないと予想される。
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  • 08:53  RT @Yam_eye: しかし、現実の「デザインの余地がない」と主張される設計の多くは、「かっこよさ」のファクターを検討していない設計である。つまり初期段階で美的要素を検討する事を断念、または意図的に排除したものになっている。そして最適化設計というものは実は、未検討項目 ...
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  • 08:53  RT @Yam_eye: (承前)結果的には、技術者が関心を払わなかったファクターにこそ、かっこ良くする鍵があるということになる。デザイナーにとっての困難は、技術者が「デザインの余地」を説明してくれる事は、原理的にあり得ないという点だ。技術者の計画手法を理解し、精査して自 ...
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  • 08:57  山中さん@Yam_eyeのデザイン論、おもしろかったのでいくつかRTしました。美しくある、ということの価値、それを生み出す能力の価値がきちんと組み込まれた産業を考えてみたいものです。デザインで売り上げを伸ばす、という20世紀産業デザイン振興の考え方とは根本的に違う気がする。
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  • 10:08  ちょっと前まではそう思っていたけど、最近イタリア美学を知って少し考えが変わったRT@ichigo_jam_2010ここで仰ってるデザインというのは狭義のスタイリング、とい意味ですか? QT @NaohitoOkude: 山中さん@Yam_eyeの美しくある、ということの価値、
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  • 15:19  RT @Yam_eye: はい。これからじっくりと話し合って、どこにデザインの余地があるかを一緒に探すしかないという事です。RT @madnoda: 技術者にとっての困難は、なにが「デザインの余地」なのか判らないことですね。
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  • 補遺:
    • デザインとエンジニアリングの関係について追加しました。

  • 17:38  @wishupon_me RTさせていただきました。僕はデザインとエンジニアリングをどのように分けるか自体が検討の対象になってきているとおもっていて、今のような形でなくてもなあと考えています。イタリアでは昔は飛行機や車はエンジニアリングとデザインが分けがたく存在していたので。
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  • 17:42  以上はイタリアモダニズム研究メモ2010年9月7日版 http://bit.ly/90qmWI イタリアンモダンデザイン論 第1巻「感覚の機能主義」 目次完成 http://bit.ly/cihQHP にまとめました。最適組み合わせを自由に考えたいですね。

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