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2010年11月8日月曜日

デザイン思考と経営戦略: メタナショナル戦略と創造的産業創出

  • 議論をしているうちにメタナショナル戦略と創造産業戦略へのメモになってきた。そのまままとめています。イノベーションをすることとグローバル化が同義にならなくてはいけない。
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  • Sun, Nov 07
  • 09:17  な んだかぱたぱたしそうな日曜日。午前中は両親の家に様子を見に。1時から芦澤君とプロジェクトプレゼン。4000億円の企業はイノベーションをすすめる体制にして常務が統括。いまのクライアントの次にむけてのプレゼンは、創業家と若手の取締役が担当で始めるときに「我々以外は敵です」と。
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  • 09:20  長 い歴史のある企業の創業家の会長は退任。若手の取締役は抜擢。だが壁は高そうだ。もう1社は創業者2代目。上場も果たしお金持ちだが挑戦を続行したい。創 業者を支えた取締役は「いわれたことを忠実にする」タイプ。創業に成功したところの取締役に多いタイプ。ちょっとまえにコンサルをした。
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  • 09:28  そのときの評価は「人材開発には成功したが、商品開発につながらなかった。もう一度、今度は商品開発に向けて」と。もう1社は全く始めて。100億ちょっとの売り上げだがニッチェのNo1企業。同じく来年に始めるが200億ちょっとのニッチェ企業。
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  • 09:30  グローバル化とイノベーションの合わせ技を必要としている企業たちと共に戦っていけるといいなと考えている。追いかけるのではなく先頭を走る経営。これは日本企業は未経験ゾーンだ。ちなみに韓国も台湾もシンガポールも同じ状況だけどね。追いつくのはお利口さんでできる。
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  • 09:32  で もトップランナーを走るには創造性がいる。これは創造性を評価することだけではない。本当につくらないと。その意味で、4〜5年前にいいなとおもったリ チャード・フロリダやダニエル・ピンクの考え方は役に立たない。また多くのアメリカの辣腕VC達の意見もだめだ。創造性の評価の問題ではない。
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  • 09:35  大 事なことは組織を創造的にしてアウトプットを次々と出すこと。それも役に立つアウトプットを。その意味でP&GやGEの経営者はえらい。 組織を創造的にした。日本の多くの経営者は創造性を外部のアイデアマンとのコラボレーションと勘違いしている。社員が創造的になるマネージメント、これが 胆。
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  • 09:38  そ して社員の創造性を製品開発に結びつけると必ずヒットが生まれる。いろいろ本を読んでみると、この仕組みを30年くらいかけて壊してきたのがSONYだろ うね。若いときに盛田参りをしたアップルのジョブズはこのあたりをしっかりと学んだみたいだねえ。まあというわけで、午後はお仕事。
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  • 09:46  アップル(ジョブス)は一杯現金をいまもっているよね。SONYを買ったりするかも。僕なら買うなあ。RT@candidusflumen Sonyは、Appleから逆に学ばなければならないですかね
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  • 09:50  世界的に注目されるよね。ジョブズの恩返し。RT@K_Tachibana 品川のSONY村が変わるかも RT @NaohitoOkude: アップル(ジョブス)は一杯現金をいまもっているよね。SONYを買ったりするかも。僕なら買うなあRT@candidusflumen Sonyは
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  • 10:02  仕 事とは関係ないのだが、コンテンツ系の会社の経営陣に普通の会社のマネージメントしか知らない人がついている例が多い。転職してくるわけだが、成果物の創 造性はうるさいけど、社員が創造的になるようなマネージメントはしていない。逆にびっくりするくらい保守的。社員大変だろうな。
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  • 10:06  成 功しているコンテンツ産業ってそんなところが多い。経営側が買う奴も作る奴も馬鹿にしている感じ。創造的マネージメントを導入して社員を信頼できれば産業 として大化けすると思うけどね。印刷広告業界の下請け孫請けという体制も良くない。クリエイティブインダストリーを作るにはここが胆。
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  • 10:11  社員が楽しそうで業績が出ているのは任天堂とか少数だよね。労働の現場をもっていてそこを管理する、つまり労務が強い会社みたいなところがコンテンツ業界は多い。ここをどうにかすると良いのだけれど、日銭に追われて創造的になることが難しいのかな。(完)
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