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2010年11月2日火曜日

香港 広東語事情

  • Mon, Nov 01
  • 10:29  香 港 広東語事情:香港大学に昨年から留学している人からの話だが、香港では広東語が圧倒的に強い。上海で普通話が普及しており、中国全体でも標準語とする 政治的な動きがあるが、香港では広東語だ。医学部や看護学部ではかならず広東語を話す。医療の実践には不可欠だからだ。
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  • 10:33  香港大学は英語で教育を行う大学で、大学ランキングでは20位台の前半。このランキング慶應が200位にも入らなくて不思議に思うのだが、まあそれは置いておいて、アジアではもっとも評価の高い大学である。孫文が卒業した大学でもある。
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  • 10:35  い ろいろな国からの留学生も多い。母国語で高等教育を受けることが出来る日本とちがって、英語で勉強しないといけない、ということを自覚していて、日本はい いな、という学生もいるという。演歌が好きで日本語が達者な大学職員もいる。香港が返還されてから中国本土からの学生が多く半数を占める。
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  • 10:45  広 東語を話す学生と本土からの学生は仲が悪い。まあ人間社会ではあたりまえ。しかし、英語で教えている大学で医学部、看護学部、薬学部で広東語ができないと 受験できない、という話はなかなか面白い話だ。サービスの部分は広東語というわけだ。大学の中に模擬薬局があり広東語で顧客と話す練習。
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  • 10:59  この頃気になるリンガフランカとヴァナキュラーの共存だが、ヴァナキュラーとしての広東語の強さは面白い話だった。生活をする言語がたくましいのは素晴らしいことだ。最近テレビ放送での普通話採用を政府側が提案して市民がデモをしたという話もある。たくましい。
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  • 補遺
  •  中国語を巡るリンガフランカとヴァナキュラーの話もこれから大切になりますね。
  •   BebsonJP
    @NaohitoOkude Overseas Chinese の話す言葉も主流は広東語ですね。世界各地の中華街でも、レストラン等の註文は広東語です。その次が福建語(方言が強く余りまとまっていない) 辺りではないですか? 

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