- Mon, Sep 13
- 13:42 倉西さんとイタリアモダニズム デザイン論打ち合わせ。まずは第1巻の目次を決める。おもしろくなってきた。
- 第1巻 感覚の機能主義:
- 始めに:
- クローチェとグラムシ もう一つのソットサス論。
- 13:43 第1章 感覚の機能主義:
- バウハウスの影響(限定的かつ独自の解釈)リチャード サパー Richard Sapper ドイツからイタリアへ。
- 13:44 第2章 ライフスタイル運動としての未来派:
- 近代の芸術運動の一つだが、フランスのダダやシュールレアリスムにはみられない広がりがある。アートだけではなくてファッション、音楽、建築、などライフスタイルすべてを取り込んだ運動。(続く)
- 13:44 未来派建築家としては Antonio Sant'Elia、Mario Chiattone、Giacomo Balla。
- 13:45 第3章 未来派から合理主義建築へ:
- ジュゼッペ・テラニGiuseppe Terragni。戦間期の合理主義建築について考える。Gruppo 7による合理主義建築展1930年代 モンツァで展覧会。(続く)
- 13:46 モダニズム建築/デザイン発展の不幸=ファシズムとの関係(ファシスト党員でないと建築ができなかった)。合理主義建築と未来派建築の差分が見えると良い。
- 13:47 第4章 DOMUS創刊。
- イタリアの建築文化からイタリアモダンデザインへ:ジオ・ポンティDOMUS創刊(1928年)→建築だけでなく、アート、ファッションなど、人々の生活に関わるほとんどの領域を網羅した初のライフスタイル誌。(続く)
- 13:47 これは未来派そのもの、人生そのものを反映させるのがイタリア独特の風土。料理まであつかっていた。
- 13:47 第5章 戦中の活動。
- 合理主義建築からこぼれるもので戦中の活動を拾う。イタリアンデザインの歴史として19世紀後半からしっかりと確認する。ここで、オッターゴノなど学会誌も参照を始める。
- 13:47 第6章 美学としての生活イデオロギー
- ベネデット・クローチェ論。ベネディット クローチェが論じてきたものを再考して、イタリアデザインをイタリア美学で考える枠組みを提案する。表現の科学としての美学のような感じをねらう。 以上。
- 13:49 これが第1巻の目次だが、ヘーゲル美学ではないイタリア美学を導入してイデオロギーとデザインと感覚を大事にしながらイタリアモダニズムの生み出したダイナミズムを論じてみたい。この目次だと、自分たちが読みたいよね、と倉西さん。第2巻の打ち合わせは再来週。
analysis
2010年9月14日火曜日
イタリアンモダンデザイン論 第1巻「感覚の機能主義」 目次完成
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