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2010年6月18日金曜日

KMDで学生に学んで欲しいこと

  • KMDは何を学ぶところかをすこしはっきりとさせてみたい。
  • 16:29  音楽プロジェクトのミーティング終了。新しい音楽市場をプロトタイプ主義で作る試み。音楽のダウンロード だけがデジタル技術の使い道ではない。音楽出版社という面白い存在、ブッキングエージェントの未組織化、ライブ音楽の価値。やることはいっぱいある。それ にプロトタイプ主義で挑戦しよう。
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  • 18:26  Webをつくったりプロトタイプを作ったり出来る能力がKMDにいると身につく。それをつかって、ビジネ スの戦略を自分の責任で作って試してみる。どうすれば目的が達成されるのか、それをプロトタイプして社会にもちこみ、何度も反復して仕上げていく。それを 素早くできる能力は教えているはずだ。
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  • 20:02  KMDの学生はビジネスに戦略的に出て行く。このセンスを磨かなくてはいけない。社会的貢献だってお金が 絡む。誰かが一人遊びするお金をくれるとおもっていると、いつまでたってもものをつくれる力のある人は浮かび上がれない。自分で戦略的に社会に打ってで る。プロトタイプを作って試してみる。
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  • 20:04  金儲けをしろ、といっているわけではない。お金が好きなら金融に行けばいい。ものやサービスをつくって社 会に打って出るという行為は資本主義の根幹だ。ここを見据えた人間になって欲しいのだ。そのために自分のちからでWebやプロトタイプをつくる方法を教え ているのだ。それを使って攻めろ!!
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  • 20:06  世の中のためになるために活動する。すると立ちはだかってくる敵が見える。合理的で功利的な制度は「鉄の 檻」とマックス・ウェーバーが言っているように、一度出来たら普通には壊す方法はない。そこを破壊的技術で足下から崩すのだ。そのためにプロトタイプ主義を 教えている。
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  • 20:07  鉄の檻だけで資本主義は出来ていない。破壊的技術によるイノベーションも資本主義の中に組み込まれてい る。これがシュンペーターの教えるところだ。テクノロジーベンチャーとは破壊的技術を使ったイノベーションで行うのだ。先端技術を競うわけではない。
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  • 20:09  KMDの諸君にはイノベーションに必要な破壊的技術とそれを活用する創造性を教えてある。それをつかっ て、資本主義の荒海に飛び込んで、多くのことを学ぶのだ。何度も飛び込めばそのうち泳げるようになる。その練習場がKMDのリアルプロジェクトなのだ。お ぼれれば助ける。そのために先生はいる。
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  • 20:15  KMDはメディアイノベーターを育成する大学院だ。海兵隊のようなものだ。陸軍・海軍・空軍ではなく、そ のすべてである。MOTともMBAともポリシースクール、アートスクールのどれでもなく、そのすべてである。イノベーションという目的にむかってあらゆる スキルを駆使しながら向かっていく。
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  • 20:17  そして、破壊的技術によるイノベーションをおこなったら、それをもとに起業する。社会を変える。勿論全員 がそうなる必要はないが、先頭を突っ走っている学生は社会にそのまま出て欲しい。そのために十分な支援のエコシステムをKMDが提供できるか、これは我々 教員に課せられた課題だ。
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  • 20:19  KMDは4年目に向けて大きくカリキュラムをイノベーションする。 Master of Media Innovator を目指して学生も頑張っていこう。勇気を持って戦略をたて、自信を持ってプロトタイプを社会に示してすすむのだ。明日のク ラスターミーティング最終日プレゼンに期待!
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