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2010年6月19日土曜日

博士論文工房 パラフレーズにむけて

  • 2010年6月18日
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  • 08:40  博士論文工房 これから論文のパラフレーズということを覚えていく。まずは最初の課題である"Using Computers"を読んでみる。この論文はウィノグラードの主張する現象学的設計論の基本であり、『コンピュータと認知を理解する』の最終章だ。ハイデッガーの現象学がちりばめられている。
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  • 08:45  博士論文工房 読んでいくのは結構難しいが、基本はコンピュータは道具だ、ということだ。コンピュータは頭脳だというのが一般的な考え方で、いまでも気がつかないでそう考えているエンジニアは多い。だが存在論的デザイン(ontological design)と彼が呼ぶ方法は全く違う。
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  • 08:50  博士論文工房 ウィノグラードはインタラクションデザインという新しい領域が生まれてくることをBeyond Calculation: The Next Fifty Years of Computing (1997)で述べている。非常に重要な研究者だ。
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  • 08:54  博士論文工房 さて、この論文を読んでいくわけであるが、最初の論文なのでちょっと英語の勉強の準備もしておこう。本論文に2週間から3週間をかける。20弱の部分に区切りの良いところで分ける。見出しがあるところはその固まりで。無いところはまあ区切りの良いところで。
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  • 09:00  博士論文工房 まずは音読。ゆっくりと正確に発音していく。発音が分からなければ辞書を引いて発音記号を確認しておく。さて、ここからが今日の話のメインなのだが、辞書をそろえよう。まず研究社の英和中辞典。大人なのだから革装を買うこと。次にPocket Oxford Dictionary
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  • 09:03  博士論文工房 中辞典は内容的には何を買っても変わらない。だが大学受験をするわけではないので落ち着いた辞書がいい。革装であることは非常に大切。手触りが違う。紙ではなくて電子辞書?あまりお勧めしない。英辞郎はいい。ネットで英辞郎で意味を知る。辞書はちょっと別の目的だ。
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  • 09:08  博士論文工房 辞書を引くのは語彙を増やすためだ。一冊ノートを用意しよう。小振りの大学ノートがいい。音読をした部分で分からない単語を書き写し、発音記号と品詞を書く。加えて基礎的な意味。この単語帳を手元に置いておいて、時々見直す。自分用の単語帳が出来ていく。
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  • 09:19  博士論文工房 英英辞書も必要だ。僕は長い間ESL(English as a Second Language) 学習者には必携とされる Oxford Advanced Learner's Dictionaryを使っていた。だがこの辞書は必要としている意味がなかなか出てこない。
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  • 09:25  博士論文工房 斉藤兆史さんは『英語達人塾』でPocket Oxford Dictionaryの革装版をすすめていたが、残念ながらこれはいま絶版。この辞書はアメリカ語が少ないとされる。アメリカ語版もある。まあどちらでも言い。二つあっても良い
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  • 09:31  博士論文工房 さて、これで道具はそろった。音読して、分からない単語を書き出し、辞書から必要な情報を書き写す。これを2週間ちょっと続けてこの論文を読み切ろう。焦ることはない。ゆっくりとやればいいのである。
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