- Wed, May 04
- 08:39 Emacsへの帰還 その1 少し前にEmacsへの帰還を書いたが、その続きを。 http://okude.blogspot.com/2011/04/tue-apr-19.html l
- 08:41 Emacs23を入れた。http://sakito.jp/emacs/emacs23.htmに詳しい方法がでていたのでそれを参考にした。快調。バイナリー版をダウンロードすれば直ぐに使える。さて、Emacsの使い方の特徴はメタキーにある。コントロールキーとメタキーを使いこなす。
- 08:44 Macのキーボードだと、Cotrolが文字通りコントロールキー。これを押しながら文字コードを入れると操作ができる。もうひとつがメタキーである。メタというのがわかりにくいね。Mと表記する。MacだとOptionのキーに相当する。この二つのキーとアルファベットのキーを組み合わせる。
- 08:51 そして大切なことはメタキーとアルファベットを組み合わせた入力はミニバッファーという画面の下にあるところに現れる。ここからEmacsを操作するわけである。20年前に始めてEmacsと出会ったときもすでにSONYのNEWSのワークステーションでビットマップディスプレイ表示だった。
- 08:55 文字も魅力的だったが、今回のEmacs23はいろいろと改善されていてかなりいい。これからEmacsの練習を始めたい。C-x C-fとうつと、ミニバッファーにファイルを探しますかと聞いてくる(Find file: ~/)のでファイル名を書くと新しいファイルを作ってくれる。
- 08:56 すると画面がでてくるので、そこに入力すればいい。仮名漢字変換はいまのところATOKである。これで不自由していないがEmacsの世界ではSKKが一般的なので、後ほど組み込んでみたい。
- 08:58 さて、現状で画面のフォントが小さい。メニューバーからOptionsをクリックしてSet Fefalut Fontをえらぶ。Emacs23の画面はなかなか美しい。アンチエイアスがきいているからである。フォントとしてひらぎの明朝を選んだ。快調である。
- 08:59 フォントはいろいろと検討できるようなので、いずれじっくり決定したい。 これで書く方の作業は問題なさそうである。次は印刷。LaTexとの連携をどのように行えばいいか。次はこのあたりを。とりあえずEmacs23をいれて、自分好みのフォントの種類と大きさを選び、文章を入れてみよう。
- 09:06 EmacsはLispで書かれていてこれを開発した人たちはまあコンピュータ至上のエリート主義者達である。考え方もそれをリテラシーとして普及させようという態度も非常に鼻持ちならないものがある。またLaTexを開発したクヌース博士も書き方は丁寧だがやはり18世紀啓蒙主義の視線がある。
- 09:09 実際多くのEmacs関連の本をみてもそうしたコンピュータサイエンスの傲慢さがにじみ出ている。そうした文化はいま僕たちがコンピュータをメディアとしていろいろとつかっている状況とはかけ離れている。いま僕がEmacsについて書いているのコンピュータ至上主義にもどるためではない。
- 09:10 きちんとした長い文章を一般的なワードプロセッサーで書くことが出来ないからだ。できないというと語弊がある。大変だからである。テキストエディターをつかえばいいだろう、という話であるが、短い文章ならそれでいい。しかし複雑で長い文章を書くのはかなり大変。
- 09:13 そうした文章を作成するときにLaTexをつかうと非常にうまくいく。エディターとLaTexの連携が効果的なのである。いくつかのエディターを試してみたが、どれももう一息。Emacsは23になって大分変わってきた。とりあえずEmacsをつかって暫く作業をしてみようというのが今回の挑戦。
- 09:15 Emacsが嫌いな人も聞いたことがない人も一度つかってみると言い。ATOKもそのままつかえるし、ひらぎのフォントも使える。普通のエディターとして結構良い感じだ。次にLaTexとの連携を説明するが、まあお気に入りのエディター候補の一つとして試してもらいたい。
- 09:17 最後に一般的な用途を考えているわけではなくて、修士論文や博士論文を書く人を想定しているので、なにがなんでもEmacsというわけではない。タッチタイプの練習をして、エディターに馴染む。それだけのことなので興味のある人はためしてみたらどうだろうか。使うのはEmacs23である。
- 10:14 ところで、プログラミングをEmacsでといっているわけではない。いろいろとプログラミング環境はあるし、それぞれ魅力的だ。LaTex用のエディター候補としてEmacsはどうかと述べている。もっとよいエディターがあればそれを使う。
analysis
2011年5月7日土曜日
Emacsへの帰還 その1
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