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2011年5月11日水曜日

デザイン思考におけるIdeation

  • Tue, May 10
  • 04:27  RT @kotobuki: IMHO, teaching 'how to make' is not so difficult in comparison to 'what to make'.

  • 05:40  先日日本の超有名なグローバルカンパニーの戦略担当の切れ者と話した。デザイナーやエンジニアがエコとかいろいろいうけれど、地球を救う前に会社を救ってくれ、と言いたい、いつまでも居心地の良い会社が続くわけない、と。戦略立ててると不安になるからね。日本のインハウスはDもEものんきだ。

  • 05:51  おはようございます。今日は10時45分からメディアデザイン基礎の授業。デザイン思考3回目Ideation。チームはそれぞれフィールドワークを行いしっかりとした民族誌を描き5モデル分析しただろうか。これを僕は経験の拡大と呼んでいる。こうしてたっぷりと引き出しをつくっておく。

  • 05:53  その引き出しからポストイットでアイデアをつくり、メディアを変えて紙粘土でアイデアをつくり、またメディアを変えてダンボールでアイデアをつくる。出来たアイデアをまとめてコンセプトのようなものを作ってみる。この繰り返しだ。誰が使うのか、どこが心を打つのかなど考えていく。

  • 05:55  だが今日の作業で結論はでない。アイデアを作り組み合わせていくことで自分が生活している世界に揺さぶりが入る。それで十分である。ヤングの『アイデアの作り方』にあるように、こうした作業のあとリラックスしたりべつのことをしたりしているときに突然ブレークスルーのアイデアがやってくる。

  • 05:57  つまりみんなでアイデアを作って盛り上がっているが、ブレークスルーアイデアは個人の頭のなかに突然生まれる。そのアイデアをコンセプトにして検証するという流れである。したがってグループでのIdeationは1時間30分で十分である。だが、このグループでの検討が大事。視野が広まる。

  • 05:59  なんともいえない創造の瞬間を経験するための準備と考えてもらえばいい。僕の師匠の一人である経済地理学者で現在慶應大学の名誉教授の高橋潤二郎先生に昔教わったことがある。一時間30分ほどブレーンストーミング(と当時は呼んだ)をしたら、急に「これでおしまい」といって部屋を出て行かれた。

  • 06:00  「奥出、めしでもくいにいこう」といって、三田の中国飯店にいったのだが、「どうしたのですか」と言ったら「ブレストなんてながくやってはだめだ。どうせろくなアイデアはでてないし。でもそれをするとブレークスルーアイデアが突然ひらめく。そうしたビッグアイデアでなくては使い物にならない」と。

  • 06:02  たっぷりとどんなアイデアでも良いからだしてみよう。1時間30分のIdeationを楽しんで欲しい。そしてモードをかえてリラックスしていると突然ビッグアイデアとコンセプトが浮かぶ。アルキメデスはお風呂場でそれが浮かんだ。そして言った。「ユリイカ!!

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