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2010年9月10日金曜日

ミュージックマネージメント学にむけて

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  • 13:54  先日ある人と話していて閃いた「ミュージックマネージメント」ってなかなか切れ味が良いコンセプトだと思って、ちょっと調べると音楽家のマネージメントの話なんだよね。普通の事だな、これでは。でも実はこのコンセプトはスポーツマネージメント学会が参考になっている。
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  • 13:57  ス ポーツマネージメント学会とはスポーツと社会の接点を多方面から探る分野で、サイトがある。http://e-jasm.jp/ そこをみると、(1) スポーツマーケティング(スポンサーシップ、消費者行動など)(2) マネジメント・リーダーシップ(組織、GM、ボランティアなど)(続く)
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  • 13:58  (3) スポーツ政策(4) ファイナンス&エコノミクス(5) ファシリティマネジメント(PFI、指定管理者制度など)(6) 教育(カリキュラム、人材育成、インターンシップなど)(7) スポーツツーリズム(8) スポーツ法学(続く)
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  • 14:00  (9) スポーツコミュニケーション(メディア、ジャーナリズム、広報など)(10)その他 とある。人間がスポーツを行う、ということにかんして多方面から考察をしている。同じようなことを音楽に対して行いたい。超一流の音楽家を育成し、大衆が それをお金を払って鑑賞する時代ではない。
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  • 14:02  また国家が「芸術」として保護して税金で芸術家を養うのも変だ。人間と音楽は切っても切れない。音楽のある生活あるいは社会を、そしてビジネスを考える。それは王様の音楽が革命で市民の音楽になり、市民の音楽が複製技術で大衆の音楽になったことに近い大きな変化のはずだ。
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  • 14:03  音 楽の流通がネットとデジタルになった段階で20世紀の音楽の枠組みは壊れた。王様の首がギロチンで飛んでお抱えの音楽家が都市に出て行ったに近い革命的出 来事だ。スポーツマネージメントが示しているような多方面から音楽を考え、人々を音楽で豊かに暮らすために頑張る。とてもいい。
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  • 14:05  い まKMDのミュージック&サウンドプロジェクトはこの方向でがんがん進んでいって欲しい。人間が人間であることの原初的な場所にスポーツも音楽もあるの だ。エリート演奏家をつくる音楽教育ではなくて、人々の生活を豊かにするための音楽マネージメント教育。ここだな。頑張ろう!!
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