- 2010年5月28日
- 15:20 10時からNUSで打ち合わせ。EDICとDCCと、D-ETMが提供するMOTにIDTをコア モジュールとして提供する話、ってなんのことじゃ?IDTがIntegrative Design Thinkingってのは分かった。
- 22:33 デザイン思考を工学部教育に導入する議論を朝NUSの機械工学の教授と。なぜ部品しか作れない か、なぜメタデザインが行えないか、彼らの答えは「大きなピクチャーを学生がもてないからだ」であり、僕の答えは「人間の生活を観察する目ができていない からだ」。似ているようで一寸違う。
- 22:38 DCCのテーマは、持続的なスマートシティ、新しい交通網、次世代医療機器となかなか面白いが、結局20世 紀のデザインを踏襲しているだけで、あたらしい形や機能を発見しているわけではない。車や高層ビルや急性期医療機器だけがデザインする対象ではないはず だ。
- 22:40 だが、共通点もあった。機械工学はラピッドプロトタイプができるが、電子工学はなかなか出来ない。 Tinkeringを導入する必要があるというところは意見があった。次回は実際にデザイン中心工学の授業をおこなっている教員と詰めた話をすることにし た。
- 22:43 D-ETMは工学部のMOTの大学院のコースの話。こちらの方は順調に話が進んだ。八月の半ばに5日間でデザイン思考ワークショッ プを提供することになり、その準備を始める。丁度ドラフトが出来かけている英語版デザイン思考ワークショップの本の作業と並行で行うことにした。
- 22:44 EDICがデザイン思考スタジオを欲しがっているので、柏樹さんがデザインしたスタジオのデザイン を使うことにした。知財はCuteセンターが守っているので、その交渉をすることになった。
- 22:46 ビジネススクールはティモシーブラウンの本をつかってデザイン思考ワークショップをおこなっているが、技 術が全く入っていないので、あまりたいしたことにはなっていない、ということで、こちらはMOTとDCCのデザイン思考のワークショップが動くようになって から呼びかけようと言うことになった。
- 22:57 最後に残ったのは建築とインダストリアルデザインのチームとのコラボレーションだ。ここは何度も試みては うまくいかなかった。ここは彼らのグループとは別に、僕のほうで話し合っていくことにした。
analysis
2010年5月29日土曜日
21世紀の工学部をどうイノベーションするか NUSの場合
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