analysis

2010年5月10日月曜日

新しいビジネスの形

2010年04月06日(火) 16 tweets ソース取得:    最近ビジネスのあり方を根源から再考している。 #OKBusiness
posted at 18:50:06

グローバル社会の中を生き残る経営ってなんだろう、と考える。ドラッカーが『マネージメント』を著してから、およそ半世紀。なんだか、全然別の考えが必要になってきている気がする。とても気になる。 #OKBusiness
posted at 18:51:44

グローバル化の企業戦略も要再考。マイケル・ポーターが強烈な枠組みをつくり、世界中の企業がそれを踏襲して、現在にいたる。多くの人はこの戦略のおかげで不幸になった。利益を追う人が理想を追う人を追い落としたわけだ。でも理想を追う側に問題がなかったわけではない。 #OKBusiness
posted at 18:57:38

ヘンリー・ミンツバーグが考えるように、もっと直観的に戦略を立案した方が良い。だがそのときにその戦略を実行する戦術は?合理的な競争戦略に対して直感的な戦略で対抗するには、戦術実践力ではないか? #OKBusiness
posted at 18:59:18

ジェフリー・ペッファーやロバート・サットンはリーダーが部下をどう見るかを「組織行動学」という分野で研究した。人の配置や評価を考える「人事」とは別の考え方だ。人を生かす経営と言って良い。 #OKBusiness
posted at 19:00:38

直感的な経営戦略立案と人を生かすマネージメント。残るはなにで収益を上げるか、の問題である。もちろん売れる商品・サービスだ。だがそれはなにか?流通網が整備された商品だというのが、一つの答えだ。商品学という。だが、流通の負荷が減ってくると、答えは違ってくる。 #OKBusiness
posted at 19:02:33

安い商品が売れる。これも一つの答えだ。製造設備が進化して高性能のものがやすく作れるようになった。さまざまな商品がコモディティ化した。この流れは止まらないだろう。合理的な競争戦略と管理マネージメントと組み合わせれば最強だ。だが、輝きのない世界だ。 #OKBusiness
posted at 19:03:49

コンテナ船の登場によるグローバル流通の高度化も安い商品の登場に貢献した。巨大な小売店舗が登場する。なんでも買える。高度な工場とグローバル物流。誰もが否定できない正論を採用して、大企業は疲弊していく。 #OKBusiness
posted at 19:05:02

Commodification(コモディティ化)が促進された80年代、企業は既存の商品のブランド価値を高める方法を模索する。アーカーのブランド優位の戦略の登場だ。だが、ブランド名やロゴ、キャラクター、パッケージやスローガンなどでモノの価値は上がらない。 #OKBusiness
posted at 19:16:52

ブランドはモノからユーザーの感情へとビジネスの焦点を移動させた。だがまだモノを売ろうとしていた。それに対して、モノを使うユーザーの経験をビジネスにするべきだと考える人たちが登場してきた。シュミットの経験価値マーケティングとギルモアの経験経済だ。 #OKBusiness
posted at 19:47:09

ブランドと経験は両方ともユーザーの感情に訴える。したがって、そ の区別は付きにくい。マーケティングの視点からは感情を重視するものの、実際の人々が手にする具体的なモノやサービスにおいては、機能と便益 (F&B)を提供するという思考の枠組から離れていなかった。 #OKBusiness
posted at 19:58:27

ギルモアは『経験経済』において、F&Bではない価値をモノやサービスに加えることを提案している。シュミットにしても同じだ。スターバックスやナイキは経験に価値をつけて(値段を高くして)提供して規模を拡大してきた。 #OKBusiness
posted at 20:00:58

F&Bではないモノをどのように知財として保護するのか。 特許はF&Bの固まりだ。だが経験は著作権、意匠権、商標法、不正競争防止法などが知財になる。ここが分からないと、モノやサービスをうけたとき にユーザーの心のなかに生じる幸せな気持ちをビジネスにはできない。 #OKBusiness
posted at 20:06:19

さて、モノやサービスが人の心に引き起こす感情を重要視すると、良いものとは人の心を打つものだ。わくわくしたり、どきどきしたり、感動で涙が出たり、いとおしくて抱きしめたり、友達に話をしたくなったりするモノやサービスが大切になる。当たり前だよね。 #OKBusiness
posted at 20:15:53

ところが、人のこころを揺すぶるデザインはモノを売るための手法に過ぎなかった。人は機能やベネフィットを合理的に判断してお金を払うとされたのだ。デザインで人のこころを揺すぶるとは、人を惑わす方法とされてきた。確かに広告や販売員のセールスピッチは怪しい。 #OKBusiness
posted at 20:23:46

経験や感情をビジネスにする場合の知財のあり方については、鈴木公明氏のわかりやすい論文がある。http://www.tokugikon.jp/gikonshi/249tokusyu5.pdf #OKBusiness
posted at 21:43:32

2010年04月07日(水) 8 tweets ソース取得:    ダン アリエリーの『予想どおりに不合理—行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』 が示すように、行動経済学はモノやサービスを購入するのは機能や便益ではなくて、使って、楽しいか嬉しいかという非合理な感情だ、ということを説明してきた。 #OKBusiness
posted at 06:27:41

モノやサービスが選ばれないないのは使っていて嬉しくないからだ。売れないのは使いにくいからというユーザビリティスタディも、誰でも使いやすくしましょうというユニバーサルデザインも、地球に優しい機能を付けましたというサステナビリティデザインも「選ばれない」。 #OKBusiness
posted at 06:33:29

マネージメントやマーケティングの理論の根幹には人間は合理的で機能と便益をもとめて意思決定をするという前提がある。この前提をもとに社会システムを組み立てて、市場という魔物に挑み、合理的なシステムが生き残ってきた歴史がある。でもそれは20世紀の話だ。 #OKBusiness
posted at 06:39:13

行動経済学は2002年にKahnemanがノーベル経済学賞を受賞したがビジネスの世界ではあまり注目されていない。行動経済学では消費者の行動を実証データで分析し、効用理論を否定し、感情によって消費者行動が決まる価値関数を主張している。 #OKBusiness
posted at 06:45:53

人は感情で動く。つまり自分の意思を持っている。これは近代社会の「個人」の考え方と異なる。ジェファーソン達はアメリカ独立宣言で「全ての人間は平等に造られている」と述べた。人間は原子(究極の分割不可能な要素)なのだ。法律も経済理論も人間=原子が基本だ。 #OKBusiness
posted at 06:56:40

だが、個々人が「平等」ではなく、自分自身が置かれている状況に対してさまざまな感情をもって対応すると考えると、それを引き受ける社会システムの設計は根本から変わってくる。これは西成 活裕氏が『 渋滞学』 で説明したことだ。 #OKBusiness
posted at 06:59:51

西成氏は道路やネットワークなど物理的な環境のデザインへの新しい取り組みを示したが、これを政策や組織のデザインに展開する方向を模索しているのが、セイラーとサンスティーンのNudge(『実践行動経済学』)である。 #OKBusiness
posted at 07:03:37

サンスティーンは人間が重大な意思決定をするときに、ちょっとしたおすすめ(Nudge)をして、楽しく選択をしてもらう仕組みを提案する。決定が押しつけるられるのではなく、選択なので個人は満足する。だが、最終判断が選択枝であっても成立するシステムが必要になる。 #OKBusiness
posted at 07:08:33


Permalink - 2010年04月07日

0 件のコメント:

コメントを投稿