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2010年5月10日月曜日

OKBooks書評その1

10年くらい前に読んで面白かった本を紹介していくのが #OKBooks。気が向いたらまたやってみる。

2010年03月07日(日) 3 tweets

書棚から今日の一冊 大林信治・山中浩司(編)『視覚と近代:観察空間の形成と変容』(1999年) 名古屋大学出版会 「目覚めたもののための人工の夢」が序論。幻影の中に近代を経験した我々はどうすみこんでいくのか。ARの緊急のテーマはここにある。 #OKbooks
posted at 11:33:52 削除

書棚から今日の一冊。小山清男『幻影としての空間:図学から見た東 西の絵画』(1996年)東信堂。3次元を2次元に変換し、かつ3次元を感じさせる仕組みを「幻影」と呼ぶ。西洋の線遠近法を中心に日本の絵画と、クレー やピカソなど遠近法を超えるモダンな絵画の手法も説明する。 #OKbooks
posted at 11:35:49 削除

書棚から今日の一冊。 J.ヒリス・ミラー『イラストレーショ ン』(1996)法政大学出版局。英語圏の脱構築哲学者で30年たってみるとミラーの研究が光る。ベンヤミンをこえて、「デジタル複製技術時代」を論じ、 言葉とイメージが共存する世界を現象学で考える。凄い!  #OKbooks

2010年03月08日(月) 1 tweets

書棚から今日の一冊。渡辺裕『新装増補 聴衆の誕生』(1989) 春秋社。クラッシック音楽の絶対性を、聴衆にむけて演奏していた音楽だと実証的に言い切ったポストモダンの名著。だが「7年後のポストモダン」がさらに素 晴らしい。絶対性の音楽は誤りではなく「幻想」なのだと。

2010年03月10日(水) 2 tweets

書棚から今日の一冊 古川一義『プルースト美術館』(1998)筑 摩書房。21世紀は「幻影」に向き合っていく世紀になる。そのことを予言して小説で実践していたマルセル・プルーストを堪能する補助線として彼の幻想と絵 画の関係を探る。モネとギュスターヴ・モローの章が秀逸。 #OKBooks
posted at 10:27:11 削除

書棚からの今日の一冊 ヴィレム・フルッサー『テクノコードの誕 生:コミュニケーション学序説』(1997)近代の枠組みは壊れた。いま、君は古代の呪術に戻らずに人間性の回復を行う。新しいメディアとそれを操る文法 を自らの手で作るのだ。その時、必ず本書を読んで欲しい。 #OKBooks

2010年03月12日(金) 1 tweets 

書棚から今日の一冊 イー・フー・トゥアン『トポフィリ ア』(1992)計量中心だった地理学に現象学を持ち込んだ名著。エコロジー運動もここから始める。学ぶべきは現状に「否」を言う単線思考ではなく、日常 生活への寛容的態度。複雑で繊細な感受性。人間と環境を愛する知性。 #OKBooks

2010年03月16日(火) 1 tweets  

書棚から今日の一冊 篠原資明『ドゥルーズ』(1997)物質とイマージュを等値するベルグソンの考えをさらに展開し、関数を使う科学と感覚を使う芸術を統合する哲学を模索したドゥルーズ。メティエ(手法)に注目して感覚の論理を見つけていく。篠原氏の説明が冴え渡る。 #OKBooks

2010年03月17日(水) 1 tweets 
書棚から今日の一冊  佐藤文隆『量子力学のイデオロギー』(1997)古典力学を超える現象が量子力学で定式化されて、ハイテク製品となり市場に溢れている。なのに、我々は 19世紀的身体の檻の中だ。それを突き破り、新しい身体性を獲得するために本書を読む。文章は明快だ。 #OKBooks

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