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2011年6月23日木曜日

情報環境を取り込んだ21世紀の「建築」へ

  • June 22

  • 11:03  20世紀の建築の歴史を振り返ってみると、本当に建築のいや建築家の世紀だったと思う。思想も美学も技術も社会的使命も大学院における教育方法も実によくできている。20世紀建築を可能にした技術はすでにその使命を終えている。

  • 11:07  情報環境を取り込んだ21世紀の「建築」とどのような思想と美学と社会的使命感をもつのか、そしてその教育方法は?MITの故ビル・ミッチェルが試行錯誤した世界とは違うはずなのだ。コンクリートと鉄とガラス、エレベータとエアコンと高速道路。僕らの生活はこうした設備に囲まれている。

  • 11:09  だが、こうした固い環境の中で人間のモビリティとコミュニケーションをより豊かなものにすることは出来ない。もちろんむき出しの自然には戻れない。20世紀都市の遺産を活用しつつあたらしい環境を「建築」していかなくてはいけない。これってジオ・ポンティやソットサスが考えてきたことだ。

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