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2011年7月15日金曜日

21世紀の音楽世界

  • Thu, Jul 14

  • 08:50  昨晩のGateOneは老舗のジャズライブハウスだが、TA高木(vo&p)/堀秀彰(p)/金子健(b)+guest:マジシャンマリッキーとほぼ日曜日のパーティのメンツ。客も半分以上お友達状態。初めての場所なので応援にということだったが六本木仲間の馬場進出でした。

  • 08:53  音楽っておもしろいところがあって、自分たちでやっているとどんどん耳が肥えてきていいミュージシャンへの尊敬が高まる。パッケージとして消費される音楽ではない音楽の価値がある。「大音楽家」の演奏をコンサートホールに聞きにいった19世紀ブルジョア時代でもアマチュアは楽器を演奏した。

  • 08:55  20世紀に入って音楽が簡単に複製できるようになって、音楽を楽しむために楽器を演奏する人が減っていった。CDとマスメディアによるスターシステムが地域の音楽家を激減させた。そしてインターネットで音楽が流通するいま、自分で音楽を行う人が増えている。

  • 08:57  ヤマハも山野も楽器販売ビジネスは頭打ちだが、レッスン教室や貸しスタジオの景気は良いという。音楽をマスメディア産業と見る時代が終わろうとしている。一部のスター音楽家だけが生計を成り立たせる時代もおわるのだろう。昔は音楽家は地域と弟子のコミュニティの中でいきていたのだから。

  • 08:59  若いときの音楽好きはプロになるかアマチュアに留まるかで悩む。才能やチャンスの問題でほとんどがプロにはならない。人生も半ばを過ぎると自分にとって本質的に大事なものについて問い直す瞬間が来る。そのとき、音楽を選択できれば、若い時代に音楽が好きだったことを思い出す。
興味深いメンションを頂きました。


 近藤桂司 

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