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2010年12月8日水曜日

量子力学的世界観とインタラクションデザイン:番外編

Sat, Dec 04
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  • 19:39  量 子力学的世界観にかんして「科学者」からの反発が増えてきている。まあこれを承知で書いているんだけどね。世界観の話を出すと物理学者が反発する。自分が 「物理学の専門家」であるという立場以外に反論の根拠があったら教えて欲しい。何度も書いているように「世界観」であって物理学解説ではない。
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  • 19:41  また科学の話でもないし、科学が正しいからこの「世界観」が正しいという話でもない。あくまでものの見方である。この議論にしっかりと物理学者が介入してくれればあたらしい世界観の構築も可能なのだ。僕自身量子力学的世界観に関して満足しているわけでもないし。
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  • 19:43  というわけで、きちんと議論してごらん。受けて立つから。間違っているところはどんどん指摘してくれればこちらで考える。この世界観について理解しないと、いつまでたっても「物理学」や「化学」を勉強していない人はニュートン的世界観で生きていかなくてはいけない。
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  • 19:46  大 澤君や僕がやろうとしていることは近代の枠をこえて次に世界観をすすめようとする作業だ。自分の理解が正しいともおもってないのでどんどん挑戦してもらい たい。また具体的な書物の読み方に関しても挑戦はうけるよ。僕が負けるかもしれないし。それはその時だ。では挑戦をまつ。
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  • 23:00  おっ。名乗り上げてきたね。科学の理解が正しくないところがどこか具体的に教えて下さい。科学の話ではない、というのは科学からうまれた論理枠組みを使っているという意味です。RT@faogr 「科学の話でもない」というのは,科学の理解が正しくなくても構わない,という意味でしょうか?
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  • 23:00  RT @mitsuomi_miyata: 貴方のいうニュートン的がニュートン力学のことではないというのは承知していますが、量子力学的世界観の必然性は? QT @NaohitoOkude この世界観について理解しないと、いつまでたっても「物理学」や「化学」を勉強していない人 ...
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  • 23:02  多様な要素からなり変化している社会を作るために社会システムと経済システムの枠組みを作り直すことが必要になっているからです。RT@mitsuomi_miyata 貴方のいうニュートン的がニュートン力学のことではないというのは承知していますが、量子力学的世界観の必然性は?
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  • 23:02  RT @NamaeKaeta: ところで現人神たる@NaohitoOkude氏の叔父様は物性物理学者で仁科先生に教えを受けたとのこと。仁科加速器センター、仁科記念賞の仁科芳雄先生のことだと思うけど、物性物理ではないよね。分野変えされたのでしょうかね。原子物理から物性に。
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  • 23:04  そうだよ。多分一人しかいないと思うから物理よく知ってたら調べたら。RT@NamaeKaeta ところで現人神たる@NaohitoOkude氏の叔父様は(中略)仁科記念賞の仁科芳雄先生のことだと思うけど、物性物理ではないよね。分野変えされたのでしょうかね。原子物理から物性に。
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  • 23:07  あと詳しいみたいだから言っておくと、仁科さんは原爆作ってたんだよ。@NamaeKaeta ところで現人神たる@NaohitoOkude氏の叔父様は物性物理学者で仁科先生に教えを受けたとのこと。(中略)仁科記念賞の仁科芳雄先生のことだと思うけど、物性物理ではないよね。(後略)
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  • 23:11  RT @mitsuomi_miyata: @NaohitoOkude じゃあ、それについて、量子力学を土台にする必要性はどこにありますか。また、しゃいたんへの回答へも言及しますと、科学から生まれた論理枠組みを使うならば当然用法用量を守るべきです。科学風の何かで科学にフリー ...
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  • 23:13  回答@NaohitoOkude じゃあ、それについて、量子力学を土台にする必要性はどこにありますか。>>確率過程を扱う方法で一番進んでいるからだよ。
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  • 23:15  @mitsuomi_miyata 科学から生まれた論理枠組みを使うならば当然用法用量を守るべきです。>>科学というか論理枠組みは君のものじゃないし。物理学者が現象を見ている見方が社会や文化をみる見方に使うべきだ、って言っているわけだから。
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  • 23:18  @mitsuomi_miyata 科学風の何かで科学にフリーライドされると訂正に膨大な労力を費やします。>>それはしっかりと訂正をすることが必要じゃないかな。意義をもうしたてるということはそうゆうことだよ。研究のアカウンタビリティとしても必要だと思うよ。
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  • 23:18  RT @mitsuomi_miyata: @NaohitoOkude じゃあ、もっとストレートに云いますね。ほぼ全部間違った理解解釈で運用してるんでニセ科学になってるんで迷惑です。
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  • 23:22  お、きたね。おっ、きたね。先ず第1に科学の議論じゃない。世界観、認識論の話です。@mitsuomi_miyata
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  • 23:23  第二に認識における無限と確率過程の話をしています。@mitsuomi_miyata
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  • 23:23  @mitsuomi_miyata 第3に科学的認識と芸術や社会科学の認識の類似性を指摘しています。とすると問題は類似性の前提になる科学の認識の話になるよね。とすると議論はそんなに複雑じゃない。ここにしぼって話をすればいい。
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  • 23:26  @mitsuomi_miyata その説明がいままでの説明よりいいのなら、それを使って量子力学的世界観を語れる。ということかな。
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  • 23:27  そうだね。すこしテーマをかえてまた暫くしたら始めます。解釈学的現象学だなつぎは。RT@tintin_w アレですな。面白ツイートもそろそろ飽きて来ましたな。
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  • 22:57  RT @faogr: 「科学の話でもない」というのは,科学の理解が正しくなくても構わない,という意味でしょうか?RT @NaohitoOkude: また科学の話でもないし、科学が正しいからこの「世界観」が正しいという話でもない。あくまでものの見方である。
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  • 02:06  @NamaeKaeta NamaeKaeta 「量子が意識を持たない」と書いているのですが、つたわっていませんか?指摘と同じことを書いたつもりだが。僕の文章力不足かな。RT@NaohitoOkude(前略)量子にありもしない意識をもたせないでください。  [in reply to NamaeKaeta]
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  • 02:09  RT @faogr: .@naohitoOkude http://bit.ly/fCi5Dgの一連のつぶやきですが,片方の粒子に磁場を加えてスピンの向きを変えたとしても,エンタングルしている粒子のスピンの向きは変わりません.また,EPR相関では情報を伝えることはできません ...
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  • 02:11  世 界観の歴史の話なので、量子力学が相対論と矛盾していたとされていた20世紀初めの話で、確率論的世界観が社会科学に登場すると言うことを書いています。 その後物理学では相対性理論との統一が図られていくということはそうですが、この時代の世界観の変化とは関係ありません。RT@faogr
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  • 02:12  RT @NamaeKaeta: @NaohitoOkude 1個の量子をスリットに通しても干渉縞はできません。外村先生による有名な実験があります。スリットを通過する光子を観測してしまうと、もちろん1個なので粒子的ふるまいを示すと思いますが、スクリーンに到達することもないか ...
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  • 02:14  外村先生の実験についてはTweetsで言及しています。ある程度の時間軸を完上げて何回にも分けて1個づつ量子がスリットを通っても縞は出来ませんか?時間があることが世界観ではだいじなのですが。@NamaeKaeta @NaohitoOkude (後略)
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  • 02:17  い くつか物理学者からの質問に答えたけれど、今の物理学の知見から話をしたって意味がない。理論が発表されたときに社会問題について悩んでいた学者が、そう かこの方法で説明すればいい、とおもってその考え方を適応した歴史なので。社会現象の原理が物理原則と同じだとかそんな話ではない。
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  • 02:20  ただ答えた質問に関しては回答をすることが意味があると思ったので、質問に感謝します。ニュートンの物理学が出たときに多くの哲学者や経済学者が、あ、この方法なら問題が説明できる、つまりは社会的に意味のある作業が出来る、とおもった瞬間を書いた歴史です。
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  • 02:22  説明できるもあれば「描くことが出来る」もある。なので美術が大事になるわけです。そのあと第二の科学革命である量子力学が出てきたときに、少数の社会科学者は、確率過程を使えばいま困っている現象が説明できることと思ったわけです。
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  • 02:23  こ の時代までの量子力学の考え方が社会システムなどを考える世界では一般的な世界観に現在でもなっていない。なので医療問題をふくめて多くの事柄が解けてい ません。ところがインターネットが登場してネットワーク上で情報がやり取りできるようになると、多くの社会現象がこの世界観で説明できる。
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  • 02:25  その有効性は図りきれません。ですが、この問題に関して、社会問題は量子力学問題であるというカップリングの話や、現在の物理学の知見からして間違っているという物理学からの指摘は意味がありません。
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  • 02:26  とはいえ、確率過程の連鎖を社会システムに持ち込む意義とモデルの立て方を説明しているので、まちがっていたり不適切なところがあるときは指摘して下さい。助かります。全然勘違いだ、というところがあればぜひともご指摘下さい。いまのところお答えしたくらいが質問です。
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  • 03:00  このくらいにして寝ますが、ある時、突然他分野の人が同じような世界観で対象を捉え始めた、ということです。人によっては科学解釈もしていないかもしれません。勝手にやっていた可能性がある。振り返ると同じだねえと言う精神史の話です。RT@faogr
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  • 03:01  そ こに少し強く量子力学という補助線を引くとよく分かる。それどころか確率過程を扱うときに役に立つということです。しかし、あまりの反応に驚いています。 物理の世界はこんな感じなんですねえ。まとめ直すときには量子確率論的世界観とでもします。20世紀前半の量子力学にオマージュを送ったが。
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  • 03:10  RT @faogr: @NaohitoOkude こちらで量子力学に対するものとして挙げられている「ブラウン運動」こそ確率過程ですが,その点は理解されていますか?http://twitter.com/NaohitoOkude/status/8622901104
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  • 03:11  いいねえ、この無教養な感じの高ビーが。残念ながら存じておりますし、そこの粒子がアトムと考えたのが近代経済学ですから。@faogr
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  • 03:11  RT @mitsuomi_miyata: @NaohitoOkude 確率を意識したいのならそこを強調すればいいのでは? 貴方が忘れてる本質、すなわち量子についてもっと理解するべきです。
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  • 03:13  そう思って量子的なところを強調したのですが、物理学者を刺戟するという意外な結果に。量子確率論的世界観と今後は呼びます。しかし色っぽくないね。量子力学的世界観ほうが詩的に良い感じがする。でもしょうがないか。RT@mitsuomi_miyata
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  • 03:14  RT @faogr: @NaohitoOkude 少なくとも科学者はそのような世界観を持っていたわけではありませんから,「同じような」というのは間違いですね.
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  • 03:16  これもなかなか面白い意見だ。まだ大学生?時代がある局面に遭遇したときに違う分野の人たちが同時多発的に同じような世界観で自分の独自の理論を作ります。そのときそれより抽象度をあげると同じ構造が見える。ここが議論のポイントです。日常世界の因果関係ではない。@faogr
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  • 03:17  RT @mitsuomi_miyata: @NaohitoOkude あのー、量子的って、どこを量子化したんですか? すごーく大雑把に云うと量子っていうのは単位物理量のことですけど、貴方が唱える世界観からは読み取れないんですけど。
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  • 03:18  そうか。今後は残念だが量子的確率論と呼ぶよ。量子力学の影響で始まっていまは別のものになっているともいわれているし。でこの件はおしまい。
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  • @NaohitoOkude あのー、量子的って、どこを量子化したんですか?
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  • 03:19  RT @faogr: .@NaohitoOkude 何が残念なのかわかりませんが,それを知っていながらなぜか量子力学に固執しようとするあなたの発想の貧困さが残念ということですか?
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  • 03:20  それが詩なんだよ。20世紀初頭に気持ちを遡らせる。僕は気持ちが高ぶるけどね。まあこれでこの件は打ち止め。@faogr
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  • 03:22  RT @Im_Weltkriege: @NaohitoOkude 横からすみませんが、最小の経済主体がブラウン運動する前提で組み立てられたのがミクロ経済学だということでしょうか?
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  • 03:44  修正@NaohitoOkude おっと、またこじれそうな質問だ。経済地理学で建物の配置をきめるとき、人間をアトムと考えて、建物からの距離の二乗で影響力が無くなるとします。だいたいどの配置もそう。でもいまはそれではうまくいかない。物理君を刺戟しそうな答えだ。
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  • 03:48  アトムがブラウン運動をすることに関してはたしかに金融の分野で応用されてノーベル賞だが経済地理学ではまだですよね。
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  • 08:22  物 理屋さんからの強烈なブーイングがあったので、量子力学的世界観とインタラクションのタイトルは、確率論的世界観とインタラクションに変更。もともと確率 論的手法とインタラクションを組み合わせる仕組みをどうやったら理解できるかを考えていたときに量子力学の説明をみて良いなと思った。
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  • 08:25  そ れは今も変わらない。哲学の流れの仲で説明するときにニュートン力学も量子力学も非常に役に立つ。20世紀初頭の量子力学の考え方に関しての社会システム を作ろうとする側からの解釈だ。だがこれほどまでに物理学からの反発があるとはびっくりした。「量子力学的」の言葉は君たちのものだ。
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  • 08:29  日 本の若手研究者のメンタリティがこうだとすると物理学のアカウンタビリティはこれから大きな問題になるね。税金で研究しているのだから。時間の問題を大澤 氏の本をもとに論じようと思ったけれど、それはあたらめて確率論的世界観とインタラクションデザインの中で議論していきたい。
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  • 08:35  まあこちらの勉強不足も否めない。もう少し勉強したら「量子論的世界観」とでもかえてもう一度チャレンジするが、しばらくは確率論的世界観で時間の議論を進めていくことにする。
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  • 08:36  RT @twtusr: @NaohitoOkude 量子論で合ってます。可観測単位が量子で打ち止めになるだけの話ですから。1光子が2スリットを通過して落射する位置の確率が干渉縞になるわけですから量子的確率論と仰ってる内容は本質的には量子論と呼ばれるべきです。ただ、量子がそ ...
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  • 08:36  RT @twtusr: @NaohitoOkude 相対性理論と同じで、量子に関しては可観察実験では必ず観察対象が人間の定義どおりに振舞う事までしかわかっておらず、その真理はまだ誰にもわかってないです。何かが真に近づけば必ずトレードオフがハイゼンベルグのアナロジーどおり不 ...
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  • 08:38  サポートの意見も頂いた。いずれにしても今の社会を考えるときの世界観としてここはとても大切なので、今後も議論は続ける。「量子力学的」の言葉はもうすこし自分の議論をディフェンスできるまでとっておく。
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  • 08:44  ご指摘を受けたので以下のところ、撤回します。>>日本の若手研究者のメンタリティがこうだとすると物理学のアカウンタビリティはこれから大きな問題になるね。税金で研究しているのだから。
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  • 08:45  RT @twtusr: @NaohitoOkude 「税金で研究してる」は蓮舫と同じ文脈を想起させてしまうと思います。そういう事でなく例えば内田樹先生が言うなら「教育の受益者は社会なのである」ですから、純粋に真理を探究してる人に村上隆みたいな方法で叱咤激励をしてももはや交 ...
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  • 08:50  RT @twtusr: @NaohitoOkude ああこの話良くします。20世紀前半に構築された理論でおよそ語りつくされてしまった感があり皆フラストレーションがたまってるんだと思います。疲れてしまったら、マックス・ボルンみたいに気晴らしに応用研究でもひとかじりたら?と思 ...
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  • 08:56  RT @twtusr: @NaohitoOkude 物理学はアインシュタインを迎えてぶっちぎりで20世紀を駆け抜けすぎ他分野との乖離が開きすぎてるのが良い意味での人類の課題。他学問ももっと頑張れよ〜。ピカソみたいな人を1人生み出せられればいい。それには文明の交差点が必要。 ...
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  • 16:03  量 子力学的世界観の連続Tweetsに関する意見を大体全部見た。大分時間がかかった。非常に勉強になった。さて、僕がなぜ大澤君の本を長くパラフレーズし ていたかと言うと、非常に納得したからだ。それは20世紀の社会システムを考えるときにどうしても調整できない問題を解決すると思えたからだ。
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  • 16:05  そ れは民主主義と資本主義のせめぎ合いである。医療費の問題、家庭生活、家族のあり方などの仕組みが固くて実際に運用するといろいろな不都合がある。システ ムとしてある程度の安定性を持たせながらここの人間の気持ちをそれほど拘束しない、その仕組みを考えるときに量子力学の世界観は魅力的だ。
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  • 16:09  それは大澤君の本を読んだときのすがすがしさにも通じていて、それを学生に伝えて上げたいと思った。書いていて楽しかったが、これほどの拒否反応が物理学や経済学の博士課程やポスドクという一番研究がのっていて能力がある連中からくるとは意外であった。
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  • 16:13  時 間をかけてTweetsを読んでみた。指摘はたしかにそのとおりだ。だが、これほど使い勝手のいい認識枠組みを新しい社会システムの構築に自由につかえな いもの残念だ。いま社会はしっかりとした枠組みの思考を必要としているのだけれどね。だがこれほどまでの拒否反応があればしょうがない。
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  • 16:16  アカデミズムにかんする話も残念なことだ。自分の研究のメッセージを読み手に伝える、ということが論文の一番の用件で、次に論文が間違っていないこと、剽窃ではないことが来る。学問は物理学だけではない。たしかに戦後のアカデミズムは物理学が王様だが。
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  • 16:19  も う一度同じ問題を現象学の発展から説明してみることにする。そのあと僕の方の勉強がもう少し進めば執着している「量子力学的世界観」として君たちが納得す る議論が出来るかもしれない。単一的規範に基づく合理的制度を越えていかないと国家も社会も経済もたち行かなくなってきている。
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  • 16:21  実際にはやってみないと分からない。だが闇雲にやっても効果はない。このような現象への挑戦に、最も進んでいると言われる物理学の知見が使えないというのは、残念なことだ。まあ自分でやるしかないな。
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  • 16:23  社会のゆがみとかひとの苦しみとか、逆に幸せとか人生の充実とかを考えるのが社会科学や人文科学だ。そこに出て行くのが21世紀の学問だと思うよ。そう思って55歳を越えてもう一度学問をやり直しているのがいまだ。
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  • 16:26  あと意地悪な経済学を勉強している博士課程の学生に言っておくが、人生で一番頭が切れて仕事が出来るのが君の今の歳だ。教授より出来るのは当たり前だ。でも人を育てるにはそれ以上の何かがいるんだよ。アカデミズムでのキャリアを考えたら覚えておいた方が良い。
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  • 16:27  いずれにしても半日Tweetsを沢山読んで面白かった。凄く勉強になった。僕はいま隗より始めの気持ちなので、身に付けておきます。というわけで、しばらくは物理学の知的領域での発言は控えて学習に励みます。貴重な時間を有り難うございました。
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  • 16:34  ア カデミズムについては僕は人文科学のPh.Dの訓練をうけて博士号を取っているので、その範囲であれば非常にフェアに指導できる。方法論も明確にある。そ の方法は大体ほとんどの学問に共通で、領域において要求される条件が異なるだけだ。アメリカ流といえばアメリカ流だけどね。
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2 件のコメント:

  1. アーヴィン・ラズロ博士
    (世界賢人会議ブタペスト・クラブ主催:2005年ノーベル平和賞候補)

    今、科学は新たなパラダイム・シフトを迎えつつある。主流の科学者は既存の理論を守ろうとし、最先端にいる異端の科学者達は、それに代わる理論を探求する。そして新しい、時として根本的に異なる理論を思い付くに至るが、暫くの間は奇妙で馬鹿げている様に映る。しかし、主に若い者達は古いパラダイムに固守するのを止め、そこに新しいパラダイムが起こり、真っ当な科学理論として受け入れられる様になるのである。
    現代人が信頼を置いている科学のヴィジョンとは、彼等が科学的と見做している古いヴィジョンである。このヴィジョンは主にニュートン物理学、ダーウィン生物学、フロイトの心理学、近代に於いてはアインシュタインの相対性理論に基づいている。しかし、これらの学説は新しい発見『量子物理学』によって、既に根本から覆されているのだ。
    科学の変化はパラダイム・シフトとして確実に起こっている。科学研究の最前線で起こっている事は、私達が学校で習った古典的な概念とは似ても似つかぬモノばかりだ。しかも遥かに深く、量子領域の下の次元まで広がっている。
    それらは、より包括的であり、ほんの数年前迄は『神秘的』と見做され、無視されて来た。しかし今や[今迄は科学とは無関係と考えられていた]形而上学や神学、或いは超心理学の現象解明にも光明を投じている。
    今の内から言って置く事が出来る。即ち斬新で論理的である事に加え、全く新しく、しかもシンプルで[複雑で難解ではなく]意味のある説明を[世界の諸現象に]与えてくれるモノがそうである。


    今出現しつつある量子物理学に拠る現実は、全く新しいモノだ。その衝撃や驚きは一層大きなモノに成っており、私達は科学の根本的な変容の真っ只中に居るのだ。
    新しい科学『量子物理学』の枠組みで捉え直すと、量子の纏(まとま)りが空間と時間を越えて瞬時に結び付けられるのと同じ様に、人々が経験する『意識の一体感』を《科学の枠内で》説明する事が可能だという事も分かって来た。
    現在、宇宙は空間、時間、物質、エネルギーを超えて、あらゆるモノを包み込んだ《全一体世界》であるという洞察が生まれつつある。その媒体となるのが、『宇宙に満ちている空間』という《情報塊》であり、万物はそこから発生し、顕現し、またそこに帰って行く。
    今存在するモノ、過って存在したモノ、これから存在するであろうモノ総てが、そこから出現する。

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  2. ここのコラムで、頭脳優秀な科学者の方達が反論しているの見ると、知識は有るのに智恵が足りないと思わせますね。奥出先生が言いたい事を私が理解した範囲で纏めますと:

    量子力学が出現する迄は、科学は決定論であり、総てが解明されれば、森羅万象が理解出来るという立場だった訳です。でも量子実験の中で判明した事実は、《人が見たり、意識する事で、現実が変わる『観察者効果』です。》詰まり、科学が決定論ではない事が判明したのですから、科学の道を進んで行く為には哲学という『探照灯』が無いと道を誤るという事です。奥出先生の教えている学問にも『探照灯』が必要であるという事実を量子力学の立場から生徒さん達に語っている訳です。では哲学とは?:

    西洋哲学の源流であるソクラテスの思想では、『最大の賢者とは、自分の知恵が実際には無価値であることを自覚する者である』であり、知らない事を自覚する事により、宇宙の神秘の一端を知り得て、自己の人生を豊かにして行く事である。詰まり『私は学問をする事により、世界をドノ様に改善して行けるのだろうか?』と考えさせるモノが哲学であり、哲学を含まない既存の学問は無価値であると。奥出先生は生徒さん達に《『自分達の学ぶ事で世界をドノ様に改善して行けるのだろうか?』と考えてくれないと、俺の教えている事には意味が無くなってしまうよ。》と言っているのです。分かって頂けましたでしょうか?

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