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2010年10月31日日曜日

公共圏、商業主義そしてバザール:村長さんの哲学について

  • Sat, Oct 30
  • 08:57  RT @SteFoyLesLyon: @NaohitoOkude ニッチ回避のため相互主観的に共有できるメンタルモデルの構築を物造りの基礎とする。ならば、公共の哲学と商業主義の妥協点もしくは融合点を追求することが現実的に有効であると理解していいのでしょうか。それはネガティ ...
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  • 09:00  そうだと思います。公共圏を権力に制御された場所ではなくてバザールのような市場として考える。商業もこの中で考える。この状態では全体主義と保守主義の危険からは逃れることが出来ますが、バザールでの勝者と勝者でない者との調整がポイントになる。@SteFoyLesLyon
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  • 09:04  Linuxの開発の初期の英雄である『伽藍とバザール』の著者のレイモンド氏がリバタリアニズムを主張していることは有名ですが、自分に生きのびていく技があればいい。その技を禁止することは許さない、とする考えです。@SteFoyLesLyon
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  • 09:07  僕はこの考え方はよく分かるのですが、いわゆる市場至上主義の人たちが弱者たたきにリバタリアニズムを使うのは解せない。税金ただ乗りとかそういった主張です。基本リバタリアニズムで弱者に関しては寛容になれないかと思うわけです。@SteFoyLesLyon
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  • 09:14  自己責任があり弱者にも優しいというのは村長さんの役割。村人の生活は全部責任をもつ。英語だとPaternarism。これって忘れられている美徳の一つ。明治時代から秀才を抜擢して近代化をしたけど、この美徳のない人が多いよね。殿様は下々のことは気にしない。@SteFoyLesLyon
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  • 09:18  既存の制度に頭が良いだけで抜擢されると、自分のことしか考えない。その思考がリバタリアニズムで正当化されると手に負えない。これがレーガン、パパブッシュの時代。息子ブッシュは喜劇だった。で話は村長さん。@SteFoyLesLyon
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  • 09:25  村長さんの美徳って僕らは知らないよね。習った記憶がない。このあたりを石川九楊という書家で思想家が『失われた書を求めて』で説明していて、「菜根譚」という本を紹介していた。アマゾンで検索すると沢山本が出ている。神がいない世界で平和に暮らす処世術だ。@SteFoyLesLyon
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  • 09:29  どれでも良いので手に取ってみると分かるが、漢字が多くてよく読めない。マンガ菜根譚もあるが、やっぱり難しい。漢字による知恵の継承が断絶している。こんなときは守屋 洋 さんの解説本がいい。松下幸之助版、サンリオの辻さん版とかいろいろある。@SteFoyLesLyon
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  • 09:31  戦後の国語教科書の再編で戦前の日本人のいろいろな知恵が断絶したが、えらそうな教養ではなくて普通の知恵も断絶している。まあ沢山本が出ているので読めばそのうち身につく。この本では君主とあるがまあ村長さん。普通にはグループの長。@SteFoyLesLyon
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  • 09:36  社会を動かすのは知恵や能力ではなくて人格と趣味の良さ。自己啓発型の人生指南本と大きく異なる。公共圏で商業主義と調和するとはこのイデオロギーを要求する。このイデオロギーが徐々に壊れていったのがアングロサクソン資本主義。@SteFoyLesLyon
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  • 09:41  ジャン‐クリストフ アグニュー『市場と劇場 資本主義・文化・表象の危機 1550‐1750年 』という面白い本がある。英国のルネッサンス期には演劇はストリート(市場)で行われていた。@SteFoyLesLyon
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  • 09:42  シェイクスピアの時代に劇場が出来たがそのデザインはストリートの舞台に囲いを付けただけだった。(グローブ座とかね)。そのうちに現代でみるような舞台になり、演劇のことは実世界とは関係ない夢の世界になり、いまのエンターテイメント等に至る。@SteFoyLesLyon
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  • 09:43  公共圏で商業主義が自分に相応しい振る舞いをみにつけながらビジネスを行う基盤が無くなっていくのだ。やがてこの仕組みが展開して19世紀からのアングロサクソン資本主義の大躍進となる。植民地主義も拡大する@SteFoyLesLyon
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  • 09:46  まとめると、公共の哲学と商業主義の妥協点はバザールにある。融合点を追求することはマーケット以外でのビジネスで可能になる。ネガティブな側面は、バザールをエリートによるマーケットでの合理的なマネー市場と同一視する政治イデオロギーが登場したときになると思います。
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  • 09:49  パターナリズムのインプリメンテーションの問題ともつながる。グループの先頭に立って戦略を実行して、部下をつぶさない(死なせない)マネージメントをする。これが必要。こうした猛者ではなくて、自分のことしか考えない能吏をトップに据える組織ではだめ。@SteFoyLesLyon
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  • 09:55  公共圏と商業主義の混在のネガティブなポイントは、えせ村長さんとか意気地無しの能吏が権力を持つこと。公共圏の維持を主張する考えはコミュニタリアニズムというのだけれど、ちょっと違う気がする。もっとスピリチュアルな文化的なものだ。その辺が菜根譚の面白いところ@SteFoyLesLyon
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  • 09:57  都市デザイン、エコロジカルデザイン、地球問題での「危機」の解決とかまあいろいろあるが、こうしたことを提唱している人の顔つきとか身振りとかを見て、文化とか生活とかのかおりがしないと、危険。まあ世界中のお利口さんが自分の文化的根っこの浅さを隠して正義を語る@SteFoyLesLyon
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  • 09:59  ロックが好きとか、なかでもメタルが好きとか、アニメにこだわっているとか、マンガに詳しいとか、お茶を習っているとか、絵をかいているとか、書をたしなむとか、武道をするとか、そういった文化的な素養村長的人格を作る。@SteFoyLesLyon
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  • 10:00  アングロサクソン文化でもこのことは気がつかれていて、南極探検を指揮して南極点到達をあきらめて2年以上漂流して全員帰還させたシャクルトンはその代表だ。またこうした人格を由とする組織行動学という分野もある。能吏ではなく人格者。これを持たないと駄目。@SteFoyLesLyon
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  • 10:07  ここまで書いてきて、急にいまの民主党政権が不安になってきた。まあこの話は長くなるからここまで。公共圏と商業主義がバザールで出会って、村長さんが出てくれば大丈夫と言うことです。(この項 完)@SteFoyLesLyon
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  • 補遺
  • Bebsonさんからコメントを頂きました。こざかしい知恵と本物の凄い知恵(智慧)をわけることは言葉使い上必要ですね。
  • Bebson HOCHFELD BebsonJP @SteFoyLesLyon @NaohitoOkude > 社会を動かすのは知恵や能力ではなくて人格と趣味の良さ。// この文はこれで良いです。ただ私は本物の凄い知恵(智慧)を持った人間に接して来ましたので、一般の知恵(知能)は大概、小賢しいモノだと感じている訳なのです。
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  • Bebson HOCHFELD BebsonJP @NaohitoOkude @SteFoyLesLyon これが正に私が常日頃感じていて、上手く言語化出来なかったオリジナルな『日本思想』です。有難う御座居ます。但し先生の『知恵』の前に『小賢しい』とユウ言葉を付け加えさせて頂きたいと思います
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